日本人を相手の大晦日
日本人を相手の大晦日

日本人を相手の大晦日

皆さん、明けましておめでとうございます!

フランス帰省は今日で終わりになります。合計14日間の帰省で諸々確認できたので、しばらく安心して日本に帰ることができます。

フランスで4年ぶりの正月は、相変わらず日本人を相手にしての越年でした。地元リヨン地域の北部に家族と一緒に住んでいる日本人最強選手の別府史之選手に誘って頂いて、フランス語と日本語で言葉を交えながら、4年前までに走り回っていた練習コースを一緒に巡って自分にとっては特別な大晦日でした。

別府選手は、仕事である自転車選手生活にとても真剣に取り組んでいるからということもあって、発信することはそれほど多くありませんが、日本のロードレース界の鍵を握っている一人の存在だと感じました。特に印象に残ったのは、史上最強の日本人選手であるかもしれないにも関わらず、多くの国内選手よりも、常に謙虚していることです。そういうことから、日本人選手としての活動ではなくて、世界で戦っている選手としての活動を重視していることが分かります。

上のレベレで戦えるようになるために、日本という心地の良い領域をわざわざ離れて、知らない業界の中で自力でちょっとずつ居場所を作ってきた選手です。尊敬する選手は、一人増えました。