«

»

12月 25 2018

フランスに帰っています

19日から、フランスに帰っています。

1年半振りのフランス。前回はインタープロ時代、2017年の春に行ったフランス遠征。

当時は、自分と当時の監督であったフローラン監督と一緒に計画して、実施した1ヶ月間のレース遠征だった。自らUCIコンチネンタル登録の手続きを果たしてプロ資格を手にしたばかりのチームが、初のヨーロッパ遠征としていきなりフランスの1クラスを連戦したわけですが、責任を持って自腹で海を渡った上に、選手に専念できない環境の中でツールドフランスへの選抜を狙う選手を相手にするという、とても無理のある出張だった。案の定、無理をしてインフルエンザを発症して、フランスのことを全く楽しむことができなかったのが前回のフランス帰省。

日本に来てそろそろ3年半、更にフランスを出て4年になるけど、パリのシャール•ド•ゴール空港に着いて、故郷に帰ったどころか、海外旅行をしているかのような気分だった。この4年間、自分がどれぐらい変わってきたかが良く分かった。

パリとは相性が悪いというのもあることは間違いないけど、周りの人の行動に驚いたり、失礼に思ったりと、日本に来る前に感じていたことの感じ方まで忘れたかのような感覚だ。つまり、自分の中では当時の価値観が消えているということだろう。フランスも日本も、両方を自分のものにすることができたのか、両方とも失ったのか、どちらかが良く分からない。

いとこにパリを案内してもらった。半分パリ人である彼はきっと、「こいつ、向こうで頭がおかしくなったじゃないか?」と思いながら会話をしてくれていたと思う。

バスの中で、大きい声で通話している周りの人のマナー、運転手のイマイチな喋り方、この運転手に「タバコ吸いたいから休憩しろ」と要求して、とんでもない文句を言うお客さん、すべてを恥しく思ってしまう。お前ら何様だ?と叫びたくなる自分までムカついてくる。

一日目だけで、フランスを出て行った理由、そして日本が好きになった理由、良く再確認できた。

とは言っても、フランスは母国。生まれて、20年に渡って育ってきた場所。それは簡単に消せる事実ではない。縁のある場所に帰ってくると、やはり懐かしくなるし、本来の自分は誰なのか思い出してくる。そして、日本にいる間は、こちらでも時間が経っていくという事実も…

次は1年後なのか、2年後なのか、5年後なのか分からないからこそ、こちらで過ごす僅かな時間を思いっきり満喫する。自分を育ててきた環境がどう変わってきたか、自分がどう離れていったか、好きな人がどう生きてきたか確認して、自分の居場所に戻ってくる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次の HTMLタグおよび属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>