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3月 19 2018

JPT 修善寺ロードレース

いよいよ本州での自転車ロードレース競技シーズンが今週末日本サイクルスポーツセンター修善寺の方で行われました!2月下旬に開催された沖縄ロードレースで本当の開幕でしたが、全チームが揃っておらず、JPTレベルで各選手がどれぐらい通用できるかを知るのは日本で一番きついと呼ばれている今回のコースでした。

ヴェントスとしては、本来はエースクライマーのAlexandre Ballet選手(アレックス)で狙う予定でしたが、シーズンを始める直前で腰と膝を同時に痛め、椎間板ヘルニアが判明したため、一時的にスイス帰国し地元で治療することになりました。そして、今回は自分に相応しいコースだったとは言えないにしても、エーススプリンターの古田選手も事故で怪我をしたため6人での出走となりました。

出走メンバー

内野直也
高木三千成
伊藤舜紀
増田弘誠
今田崇史
自分

1日目は80km(10周回)、2日目120km(15周回)といういつもの感じで2日間にわたって同じ8kmコースを走り回りました。

 

修善寺ロードレース、Day 1

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自分の出走サイン忘れで3周目に入ったところで失格になったのでレースレポートと言えるぐらいのものを書くには内容が薄すぎますが、調子の良さと、コースの難度を確認するには十分でした。結果を任せられている私がいきなりいなくなったことで、チームメイト、サポーターに対して、申し訳ない感でいっぱいです。出走サイン忘れで失格されるのは初めてですが、本当はいつかなるんじゃないかな、といつも心配していました。その日は土曜日に至ってしまいました。勿論、完全に自己責任です。

朝のレースで、練習メニューの細かいところまで日々育成をしているフレッチャの有村選手が実業団2レース目で2連勝を果たしたこと、そして各選手に指示~アドバイスを出したり、応援したり、チームのSNSで投稿したりすることで自分のレースに必要な基本的なことを忘れてしまいました。自分自身レースがある日にコーチ、記者、写真家という色々な役を担うことはなかなか選手で問われている集中力と両立できない、と気づかされた一日でした。自分の得意な短い登りで力勝負になったこのレースを横から観戦することが非常に辛くて、顔を出すことが出来なかったが、幸い次の日にもレースがあって、そこで悔しさをぶつけることが出来るし、チームメイトに対して、そしてこのチームで自分の役割に対して、落ち込むことは絶対に許せないので、すぐ気持ちを切り替えて、冷静モードに戻るようにしました。

 

修善寺ロードレース、Day 2

2日間のうち1日のチャンスを無駄にしてしまったということで、ここで絶対に失敗したらいけないことが頭から離れません。しかし、今の調子にかなり自信があり、心配しているのは、去年の前橋か群馬のようなメカトラブルしかないし、その分他のチームにマークされることはないし、自分だけ脚が削られていないので、常に先手を打つ作戦で挑戦することにしました。

先手を取るからと言って、タイミングを甘く計っても良いわけではないので、スタートからレース状況を常に確認できる範囲で走るようにする。一周目は前日よりペースが遅いも、まだ我慢する。たまたま先頭で走っていたところ、宇都宮ブリッツェンの鈴木龍選手が2周目の一番きついところ(登りの起点)でアタックをかけるのを確認し、それは絶対に決まるぞと思いすぐ付いていく。予想通り差が一気に開くにも関わらず、頂上までとんでもないペースで登り続ける(1分48秒468w!)。これぐらい追い込んでいれば、しばらく追いつかれることはないだろうと思い、後から数人が合流して逃げ集団が18人にまで増えるも、メイン集団との差がどんどん上がり、6周目ぐらいのところ?で6分半にまで広がる。

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優勝者がこの集団にいろに違いないと思っていたところ、チームメイトのミッチーを含む3人の選手がいきなり現れてくる。6分以上というタイム差にも関わらず3人で追走してブリッジに成功したようだが…それはさすがに脚を使いすぎだろうと思った通り、残念ながらペースが上がって11人に絞られた時点で再び1人という厳しい状況に戻る。

序盤からかなり余裕を持っていたにも関わらず、感覚が徐々に悪化してくるので、積極的に補給に力を入れながら、下りを上手く使い常に「亀の走り」をして(登りで下がる、下りで上がる)脚を溜めることに専念する。しかし、溜めすぎたせいか、激しいアタック合戦の極点で差を少し許しすぎて下りで攻めても詰めることが出来ず、後手に回ってしまう。序盤からめちゃくちゃきつそうな顔をしていて自分と相当力の差があるな、と思っていたヴィクトワールの白川選手が今になってまさか私と同じぐらい辛そうに見えてきた。共に後手に回った4~5人の選手と協力し1周ぐらいで合流して再び先頭で戦うことに。

白川選手がいなくなり、自分以外はマトリックス、シマノ、ブリッツェンの選手しかい残らない状況になる。それでも「先手を打つ」ということで、下りだったり、道の幅だったり、色々と技術を使って冷静に攻める走りをする。すると、反応している回りの選手が相手チームの存在に気にしている関係で、後手に回ることなく体力が保温できる。有力チームが激しく競い合い続ける状況がしばらく続くも自分はまだ付いていける。

少しづつ、2人しか残していないマトリックスが後手に回る状況に持ち込まれることが多くなってくる。そのまま続ければカウンターに付いていくだけで先頭に残れるという単純な展開になってくれると思っていたが、マトリックスのアイラン選手が思ったより強く、対応できなくなる時がやってこない。そのまま行けば脚を削られる一方だ…と思って予想通り一番きついところでアタックが決まる動きに乗れず4人の選手を逃がしてしまう。

(c) Yamanaka Akira

(c) Yamanaka Akira

勝負には届かないことが分かり、5位を取る作戦に切り替える。追走の選手は全員かなり疲れていて、アタックがほぼかからないままラスト一周に入る。自分的には、スプリント勝負が一番おいしい展開だと判断し、脚を溜めるも、最後の登りでまさか後ろからブリッツェンの譲選手が戻ってくる!いきなり予想していなかった状況に変わり最後の最後で後手に回って下りに入る直前できつそうだったシマノの小山選手と一緒離されてしまう。結局小山選手を引かせてから先行するも、狙っていた5位に届かず9位という中途半端な結果で終わってしまう。

(c) 三井至

(c) 三井至

6位でも9位でもポイント数が変わらないし、今までの中で最高位でもあるし、チームの順位にも貢献できたので、満足できる結果かなと思います。しかし、本来の目的はブリッツェン、マトリックス、シマノに食らいついていくことではなく、しっかり相手になることです。そう考えると、まだまだ足りていない部分もあり、現時点ではチームからは安定した走りを頼まれているが余裕が出てきたらもっと攻める走りをして、前で勝負をしたいという気持ちが一番強いです。チームの若手選手を成長させ、アレックスが復帰すれば、東京ヴェントスが有力チームの一つとして認めてもらえるのではないかと思います。そのために、もっともっと頑張っていきたいと思っています。

 

 

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