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2月 27 2018

JPT 沖縄ロードレース

今週末は今シーズンを通じて主な目標となるJプロツアーがいよいよ沖縄で開幕されました!

東京から南国に移動して、半袖で走れる、観光もたくさん出来る沖縄!それより良い開幕はないだろう!

と主催側が考えて開催を決めただろうが、本当はそんなに喜ぶことではありません。

チームとしての出費が本州内の遠征より3倍ぐらい高いので、フルメンバーで行くことは考えられません。しかし、チームの発展を考えたときは総合ランキングで好成績を残す必要があることも否めない。本当は、去年総合首位チームのマトリックスパワータグのように、3月に行われる修善寺2連戦でシーズンを開始したかったんですが、最終的には総合ランキングのことを考えて、即戦力の選手だけで最低限の3人出走を決めました。選手育成の意味でも、公平性の意味でも、決して満足のいく状況ではありませんが、今回の決断です。

エースクライマーのアレクサンドル・バレが椎間板ヘルニアの治療で不在しているため、今回の参加メンバーは内野直也選手、高木三千成選手、そして自分というラインアップで挑みました。

JPT 沖縄ロードレース Day1 14位

1日目は、序盤から内野選手が良く逃げてくれるも、50キロ丁度のロードレースということで、予想通り集団スプリントでの勝負になってしまう。絶対的なスプリンターが不在しているのでヴェントス的には少し厳しいパターンだが、複合コーナーや小さな登りを含む最後の500mが自分の得意な方なので、自分で狙うことになる。しかし、3人出走ということで位置取り争いが厳しく、最後の1周で自分の前の選手が中切れを起こし、脚を使いすぎずに何とか繋げることに成功するも、追いついたタイミングが割と遅く、先頭を取っていた宇都宮ブリッツェンのペースも圧倒的に速く(最後の1周は50.8キロでクリアした)、パワーを出し切れずに14位にまでしか上がれないままフィニッシュ。

JPT 沖縄ロードレース Day1 10位

2日目は、距離が培になり(25周合計105km)、天気も悪化し、前日に反し割とハードなレースが予想される。チームメイトの内野と高木が先手を取り前半で逃げ集団に乗ることに力を入れ、自分は後半で有力選手の動きについていく作戦を決めた。しかし、序盤のアタック合戦がなかなか決まらなく、有力選手も積極的に動いているので、自分も先手を取るためにアタックに加えることにする。豪雨が降りだすタイミングで、シマノの横山選手と二人で先頭に出て、更に8人が追いつき、10人の逃げ集団が決まる。

一旦、タイム差が2分半ほどにまで上がるも、ブリッツェンの2人(増田選手、飯野選手)が監督から待機する指示を受け、協力しなくなることで、それが決まらないと判断し、一番大人数を送り込んでいる一番有力チームが回ってくれないなら、自分も回る理由がなく、次の動きに備えて後ろに付くことを決める。

予想通り、全く回ってくれなかったにも関わらず、ブリッツェンのエースクライマー増田成幸選手がいきなりアタックをかける。自分もかなり好調で丁度後ろに付いているので、それに反応し、二人で飛び出す。しかし、なんと付いていくだけで1000ワット以上を出すことが必要、しかも全く緩まない…全力でスプリントをかけても少しずつ離される。データを確認してみたら、その時は大雨の中で24秒、850ワット以上出したにもかかわらず、離された…一人で追走をかけているTTスペシャリストの石橋選手を待ち、2人で追うも、差が全く詰まらない、むしろ上がっていく。結局2周ほど経過すると後ろの追走に追い付かれ、更に集団に吸収される。

L’image contient peut-être : 3 personnes, vélo et plein air

脚をかなり使っていたし、補給食も全部食べたので(あんぱん3個、ゼリー4本、高木に助けてもらい更に1本)、一旦チームメイトに頼ってから、アタック合戦に戻る。先頭で5人で交替しているシマノが増田を吸収し、最後の勝負になる。今回はきっとスプリントにならず最終局面で勝負が決まると判断するも、そこに絡めるチャンスがまだあるにしても、チーム的にはそれを高木と内野に任せスプリントに備えるのが良いと決断する。しかし残り2周のところで6人の集団を逃がしてしまい、それを繋げるために二人が犠牲してくれる。最後を自分で位置取り争いに挑み、何とかうまく上がり4番手でスプリントを開始するも、ラインを少し甘く取り、2~3人に抜かれてしまい、最後の50mで更に先行され9番手でフィニッシュ。しかしブリッツェンの鈴木譲選手が単独で逃げ切ったので、10位という結果で終わる。

1日目も2日目も、スプリントで何とか最低限を保ちましたが、目指して走っていたのは表彰台、むしろ優勝でしたので、そういう意味では少しがっかりしています。しかし枚数と予算の勝負の中では、3人のヴェントスがまとまって上手に動けたかなと思います。8人が揃えたときを考えると、わくわくします!

次はクライマー向きの修善寺2連戦です。現在暫定総合ランキングで9位に入っており、増田選手との差がまだ大きいことも実感し、獲得標高の多いコースでは優勝は難しいかもしれないので、群馬までトップ5に近づけるように上位に入っていきたいと思います。VO2maxを上げてきたがFTPにまだ課題を残している自分はどれぐらい食らいついていけるか楽しみです。

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  1. sisbos.fr - 外国人選手の意見 第8回

    […] 先日、沖縄でJプロツアーの開幕戦に参戦してきました。(レースレポートはこちら、チームのレポートはこちらとこちらです) […]

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