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9月 19 2017

JPT 秋吉台カルストロードレース 11位

久しぶりのレースレポートです。ヨーロッパの頃は、レース毎に書いてましたが、日本語で書くのは、また別のチャレンジなので、優しくしてくださいね。

先ず、真面目にブログを再開した理由としては、自転車選手を再開したからに他ならない。日本に来て一年目は、留学の方に集中していたので、自転車は趣味として、そして日本を発見する手段として乗り続けていたが、やはり練習に専念しなくなると、当然だが体力も落ちてくる。まー、才能のある選手は違うかもしてないけど、私の場合はそうです。そして、2年目はインタープロサイクリングアカデミーのコンチネンタルプロジェクトを立ち上げた一員として、選手をしながら色々チームの運営に務めるというパターンでしたが、環境が悪かったか私の仕事がダメだったか両方か、完全に失敗でした。

ビザ、収入、モチベーション無しで生活するには限界があるので、危険な状態になる前に、責任を持って前向きに考えようと思った。周りの人々、そして自転車業界で知り合っている方々に支えて頂いたおかげて、将来が徐々に明るくなってきている。

ということで先週末、山口県で行われた「第1回秋吉台カルストロードレース」は、東京ヴェントスの黒いジャージを着て初レースだった。初開催のカルストロードレースの特徴として、Jプロツアーで珍しく30キロのコースを5周回って(台風の影響で4周回、合計120キロへの変化となったけど)、ゴールに向かう毎に「カルストベルグ」と名前を付けられた(変な名前にしか思えないけど)1.2キロの激坂を越えざるを得ない。走るのも観るのも楽しいレースが期待されていた。

東京ヴェントスの出走選手は、伊藤、佐々木、大前、高木、ゴーストライダーとして自分。最近の練習で自信が付いたが120キロを超える距離をレースで走るのは6月振りだったので、様子見ながらうまい走りをするという作戦で行くことにした。距離は持つかどうかは不明。

photo (c) FABtroni+camera

photo (c) FABtroni+camera

1周目の前半で動くのは無駄だと判断して、予想通り緩い登り区間で行ける雰囲気のある逃げ集団が形成される。足を使わずに、練習で良く世話になっているレオモの古田君に付いていって合流。続いて何人か加えてきて差が広げる。

有力チームから何名かが入っていて、私は一人だったので無理やり先頭交替に加えずに次の動きに備えて脚を溜める。後ろが見えなくなるぐらいまでタイム差が徐々に上がって(それとも雨で何も見えなくて振り向くときに集団が見えなかっただけ) 、どこまでいけるかはまだ分からないけど、とりあえず上手い展開への段階の第1ステップだ。

ホセを除いて選手全員が恐れていた一周目のカルストベルグで先頭集団では動きは特にないが、先行したまま坂を越えるぐらいの差はないことを確認。そうなると登りで前に出た有力選手たちの中からゴールの後のアップダウン区間で逃げが必ず決まる展開になる。ゴールラインを通過する直前、いきなりマトリックスの佐野選手がアタック。「1人でどこに行こうと思ってるかよ」と思っていたが、それは甘かった。頂上のところで15人ほどの集団に吸収されて、その中から予想通りアタックがかかり始まる。

photo (c) FABtroni+camera

photo (c) FABtroni+camera

今は勝負だと確信してアタックに乗ろうとするも、一人だけで全ての動きに反応できるわけなく、運もタイミングも悪くて10人ほどが先行して佐野選手に加えてしまう。後ろはまだ諦めないが、下りに入って逃げが有利な展開に変わってしまう。追走しようとすることはあったが、正直あまり確信した動はでなかった。「これは決まった」とすぐ判断して、間違いなく優勝者は先頭に乗っていた。

一旦「このグループは降ろされるんじゃないか」と思うぐらいペースが緩める。有力チームは全部逃げに乗っているし、追走する気があるように見えない。チームメイトが復帰してきてヴェントス4人になるが、皆かなり脚を使っていて、先頭集団を追っていく力はない。追いついてきた集団の中からの手伝いにあまり期待しなかったけど、伊藤君が丁寧にロテーションに入ってきてくれた結果か、ある程度ペースが上がってきてタイム差も2分弱にとどまる。

横塚選手が飛び出したそうな雰囲気がしてカルストベルグを待つが、激坂で飛び出すほどの体力はない。ホセ選手が最も急勾配のカーブのインナーを通って異次元のアタックをするのを横目で見て笑いながら10番手ぐらいでもがく。第3集団から第2集団に復帰することは何回かあるが、第1集団に復帰することはない。

photo (c) FABtroni+camera

photo (c) FABtroni+camera

30人ほどに絞れた後ろのペロトンでレースが進んでいくと共に、先頭からの選手が降りてくる。降ろされることになるかと思ったときもあって優勝には届かなさそうだが、上位の可能性は少し見えてきてはじめる。多めに取っておいた補給食を全部食べ切って調子の悪化と脚の痙攣を何とかおさえる。私はクライマーではないので急勾配が5分以上続ける坂は苦手だが、最後の登りはゴールが途中にあるし次の強度を考える必要はないので自信が少し戻ってくる。

最後の下りを5番手ぐらいで終えるようにして、そのまま最後のカルストベルグにぶつける。吉岡選手がとんでもないペースで飛び出していくが、ゴールまでそのペースで行く訳にはいかないしとりあえず仕方ないので気にせずに自分のペースを守る。登りのスプリントで負けることはないので、なるべく前の集団に縋って我慢することを目指していくが、力の差と急勾配の影響が大きすぎて、バラバラになってしまう。元チームメートのフロリアンと一緒に上ることになって、誰かに「11位」と声をかけられる。残り100メートルのところで飛び出して、そのまま11位でゴール。

photo (c) FABtroni+camera

photo (c) FABtroni+camera – この写真よりぶれることができないけど

現状にしては満足できるレースだ思います。逃げが決まった時に悪いタイミングで行けなかったことは悔しいけど、乗ることに成功したとしても距離を持つことはできなかったかもしれない。チームに50ポイントが付いたし、今の調子では力勝負でも良い作戦でもそれより上位に入ることはできなかったと思います。

来週は前橋クリテリウムと赤城ヒルクライム、久しぶりの2連戦です。調子がどんどん上がってきているので、出来るだけ多くのポイントを獲得するように頑張っていきたいと思います。

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